愛すべきバカとの一夜限りのやりとりを
友人と遊んでいる時、隣でこのブログを読まれるというソフト羞恥プレイを味わいました。
しかも、いい時間のコメダ珈琲店で。
ある日の出来事。Tinderでマッチングした人からメッセージがきました。
スペック:35歳 デザイナー
写真はデザイナーさんぽくオシャレな感じでかっこいい。
そうだ、仮にKさんとしておきましょう。
最初はよくあるテンプレ的な挨拶。でもちょっと絵文字が多いな。35歳にしては。
基本的にメッセージのテンションは相手に合わせてるので私もがんばったよ。
そんなKさんもわりと序盤で目的を出してきました。
ふむ。キスがしたい。と
セックスではなく、キスのお誘い。なんか新鮮でした。
最初はノリがいい感じにかわしてたのですが
ふむ。いいのか。私だったら嫌だわ。
口臭すごい人と長くて濃厚なキス。
口臭すごい人と長くて濃厚なキス。
とんだゲテモノ好きか。ただのアホなのか。おそらく後者。
しかし!
この裏ではTinderポリスFacebook班、いまいあいが容疑者特定に動いていたのだ。
この裏ではTinderポリスFacebook班、いまいあいが容疑者特定に動いていたのだ。
なんか普通に会社名が表示されているので、まず会社名でググる。あった。
デザイン会社ってクリエイター紹介しがちなのです。いた。本名特定(漢字も)。
写真やらコメントやらを軽くみた限り、『Kちゃん』と呼ばれているようです。
トップのアイコンが煙草を吸ってる写真だったので、軽くジャブ。
お、効いてる効いてる。
そして、知り合いだと思ってるのか。Facebookまでには発想が追いついていない様子。
そんなやりとりをしてる間に、Kちゃんの写真で決定的な写真を見つけた。
妻子がいる。しかもそこそこ大きい子が。
アカン。そもそも会うつもりもなかったけど、これはアカンよ。Kちゃん。
なにが良くないかって、父親としてのセンスがよくない。
私が嫁立場だったら浮気したっていいよ(バレなければ&嫁にも非がある)。
でもね…
自分の父親がSNSで会ったこともない女に「長くて濃厚なキスしたい」とか送ってるなんて、私がKちゃんの娘だったら耐えられない!!!
せめて、職場の後輩からモテてしまって、、の方が絶対いいよ!
と、全てを知ってしまった上で、Kちゃんを泳がすわたし。
その後のやりとりが楽しすぎてスクショを撮るのを失念してたのを凄く後悔してます。
なので、ダイジェストでお届け
- 会ったことないと知ったKちゃんは、その後諦めることなく『テルエッチしよ❤️』と誘ってくる始末。
- テルエッチってなんだよ、、きめぇ と思いながら遂に爆弾投下するわたし。
- 「わたし自分の父親が知らん人とそんなんしてるの知ったらショックだわー」
- 「むしろ自分の娘が知らん男とそんなんしてんの知ったらそれこそ父親自殺しちゃう」と、送信。
- 全部知られてるとようやく気付いたKちゃんは、Facebookの公開範囲をわたしに確認。
- なぜか公開範囲の設定方法を教えるわたし。
本当に知られたくないなら、公開範囲を「自分のみ」または「友人のみ」にすることをお勧めします。
その後Kちゃん家のセックスレス話を聞く。5年してないとのこと。ふむ。
その後Kちゃん家のセックスレス話を聞く。5年してないとのこと。ふむ。
そういえば、友達が8年同棲してて4年セックスレスだって聞いた時、もし自分がそうだったらと妄想して「オリンピック開催できちゃう。。。」と、よくわからない理由で泣いたことを思い出したわ。
そんなこんなで、Kちゃん家の性の相談役となり最初のメッセージから2時間くらいのやりとりが行われたのでした。
最終的にKちゃんから名言が出た。
出た瞬間に「スクショとらな!」と思い出す私。
出た瞬間に「スクショとらな!」と思い出す私。
〜寂しかったから誰かと繋がりたかった。〜
なんだろう、この言葉の破壊力。 切ない。すごい切ない。でもめっちゃ笑える。
わたし、、Kちゃんのこと嫌いになれない。
愛すべきバカとは彼のことなのではなかろうか。そんなこともないか。
これが全て彼の計算だったら私の負けだ。。。でもたぶん天然だ。
初めてTinderのマッチング解除するのを躊躇ったと思う。まだ面白い名言出そうだし。
なんならFacebookの友達申請してしまおうか。いや、ここでの友達申請はセフレ申請みたいなものだ。
30秒悩んで「かぞくだいじに」と送り、マッチング解除。
窓の外はもう冬だった。
その後のKちゃん家族が幸せでありますように。今でも願ってやみません。
fin
<今日のTinder塩対応はお休みです>
携帯で画像加工するのに疲れたのでPhotoshop起動させちゃったよ
携帯で画像加工するのに疲れたのでPhotoshop起動させちゃったよ